こんにちは。Shelです。
本日誕生日を迎えて、”しぇるさんじゅーにさい”と呟いておきました。
そのツイートに対してたくさんの方からリアクションをいただきました。
改めて、今の環境に対して感謝だなぁと感じています。ありがとうございます。
さて、2019年12月5日に実況プレイ動画をニコニコ動画で投稿し始めて12年。
働く様になってからも、未だに続けていることに対して
手前味噌ですが「自分、やるじゃん!」と思います。
これも幸いにも多くの方に、僕が投稿した動画をご覧になってくださり
その縁で多くの方々と繋がり、ニコニコの公式配信を初めとした
色々な体験をすることができたおかげです。ありがとうございます。
また、しぇるめでぃあ上での自己紹介で書いたように
「実況プレイ動画」という流れの上でゲームを遊ぶことが
楽しくてハマっていったというのも1つ大きな要因だと思います。
そしてもう一つ。実はこれまで話してこなかったんですが
動画投稿を初めて2年ぐらい経った時に
「伝えることを続けたい」って強く思った大きな出会いがあったんです。
その出会いは大学での集中講座という短期間の特別授業のことで、
僕が受けた集中講座に講師として山田ズーニーさんがいらっしゃったこと。
山田ズーニーさんはベネッセで小論文編集長として、
高校生に「考える力」「書く力」を伝えることをお仕事にされていた方で、
現在は独立して大学生や社会人の方向けに
書く力やプレゼン力の育成を生業にされております。
僕が敬愛しているほぼ日でも、2000年から週に1回
「おとなの小論文教室。」を書き続けているとてもすごい方です。
ズーニーさんの授業は3日に渡り
「好きな何か」を伝えること、
「好きな誰か(恋愛感情ではない)」に思いを伝えることなど
発表だったり、1対1で話し合ったり、とにかく「伝える」に特化した3日間でした。
僕は当時ちょうどMOTHER2の実況を投稿が終わったぐらいのときで
MOTHER2というゲームに対する気持ちを見つめ直していた時期だったので
そのことについて、不安を抱きながら発表した記憶があります。
人に何かを伝えるって、僕は結構不安を感じちゃう方です。
今でこそ、随分と慣れて「今更」みたいに考えられるようになってきましたが
その頃は「ゲームだし、変な目で見られたらどうしよう」みたいなことを
考えながら、清水の舞台からダイビングみたいな勢いで発表をしました。
そんな不安を抱えて飛び込んだ僕に対してズーニーさんは
前向きに発表した人たちにフィードバックを返していたんですよね。
ズーニーさんは『相手を承認する力』がずば抜けていました。
前向きに承認をされながら、発表を繰り返し行う内に自信って湧いてくるんです。
そうやって「伝える」ってことに対する自信が増えていくに連れて
「実況プレイ動画」でもっとゲームを魅力を伝えられるぞ!
って思いは強くなっていきました。
で、これだけだと「あの授業良かったなぁ」で終わってたと思うんですが
授業の全行程が終了した後に決定的な出来事がありました。
授業後、帰る前にズーニーさんと少しだけ直接お話する時間があったんです。
そのときにも、前向きなフィードバックをくださりました。
具体的な話はもう思い出せませんが
一番最後、これだけは今でも強く僕の中に残っている言葉が
「あなたには伝える力がある」
この一言が10年以上経った今でも、僕の力になっています。
自分が伝えたい思いや気持ち、自分のビジョンに自信を持てるのは、
この一言があるからこそだと思います。
どういう形であれ「伝える」ということを生業にすることは、
当然楽に到達できるステージではありません。
まずは、やれることを少しずつ頑張っていこうと思います。
そう思った13年目でした。
「あなたには伝える力がある」
素敵な言葉です。
本日もしぇるめでぃあに
遊びに来てくださりありがとうございました。
言霊の力ってすごいですよね。