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MOTHERシリーズのセリフを網羅した男から映る、愛にあふれている『MOTHER』のことば。

敬愛しているほぼ日刊イトイ新聞(ほぼ日)で企画している
“HOBONICHI MOTHER PROJECT”の1つである
『MOTHER』シリーズ3作品全ての言葉を収録した本
『『MOTHER』のことば。』の製作に当たって

本日から出版予定の本に収録されているセリフを
実際にプレイして意図した通りにテキストが見れるかどうかを
チェックするチームメンバーの募集が一般公募ではじまりました。

僕も過去に創った実況動画の経験を今活かさず、いつ活かす!?
という気持ちですぐに応募しました。

僕自身がMOTHERシリーズのセリフを隅々まで収集する事が
いかに大変かということを知っているので、
公式的にこの企画が出た時に「また一人同志が現れたか…」
というような気持ちで企画の概要を読んでました。

後は「公式」という形で本となるので、
「全てを集める」となるとどのようなやり方になるんだろう?
っていう好奇心がありました。
ほぼ日さんがゲームの製作で創られた資料を使用しているなら
僕たちも知らないセリフが日の目を浴びるときが来たのか
という大きな期待があったんです。

ただ『『MOTHER』のことば。』特設ページを見てると
どうも下調べから最終確認まで、全部プレイベースでの調査と
収録内容の作成をしているみたいでビックリしました。

これホントすごいことですよ。調査工程として、
「ダンジョン内でイベントあったから、いったん戻って全部チェック」
「イベントアイテム手に入れたから使うまでに全部チェック」
「敢えてこのボスはスルーしてストーリー進めながら全部チェック」

って言ったような感じで
「どういう状況ならそのセリフのフラグが変わるのか?」
っていう知識やフラグを想像する力。

後は「どれだけ手間でも『特定のタイミングで戻る』とか
『パーティーメンバーの気絶の有無を全員分確認する』」
といったような、ゲームデバッグにも通じる根性が要ると思います。

しかも、「1+2」や「VC版」といった
時代背景によって変わったセリフも収録するということなので
他の仕事もしながら、その裏で繊細に調査をするとなると
企画から完成まで6年掛かるかぁと思って読んでました。

企画はできたとしても、6年掛けて作るということは
そこに「愛」がないと、完成までのコミットは難しいでしょうね。
ホントあっぱれ!!だと思います。

実はMOTHERシリーズのセリフについては昔からネット上に
セリフ集としてまとめてるサイトがあるんですよ。

またその他、5年以上前には同人作家さんで
MOTHERのセリフ集を作成していた方もいらっしゃいました。

僕の場合ですが、全セリフを動画化するに当たっては
実プレイでのセリフ収集と上記のセリフ集上に載ってるセリフとを
付け合せして、再度テストプレイをして実際にあるかを確認。

後は見落としがないかを確認するために
条件やタイミングを変えて、漏れがないかどうかチェックする。

っていったようなやり方でセリフの確認をしていました。
(MOTHERに至ってはプレイベースの収集は省略しました。)

ですので同志として先人の方々が創ってくださった
『道標』のおかげで随分と効率化することができました。

『道標』が無かったら自信を持って「セリフを全部紹介してます!」
とは、あの当時の僕だと言えなかった可能性が高かったです。

こういう愛にあふれている企画に少しでも貢献できたら嬉しいですね!

実際には選考に通るかどうか、というところから話は始まりますが
もし、良い結果になったときには、自分の経験を活かして
最高の1冊を創り上げることにコミットする所存でいます。

ぜひこれを読んでる皆さんも(20歳以上副業可)、
またとない機会だと思うので、応募してはいかがでしょうか?

PS.どういう方法で担当が決まるかわかりませんが
多分一番大変なのは、MOTHER2のオネットかツーソン。
もしも、ヒント屋を独立して担当することになるなら
ヒント屋はかなり繊細な確認が必要になりますね笑

フローチャートがあるということなので
そこまで負担になることはないと思いますけどね!

応募は以下の特設ページよりどうぞ!